日本の研究所は、これまでみたいに成果がなくても
許されるというわけにはいかにでしょう。
全グループ会社の存続を大きく左右している非常に
厳しい部署であることを自覚すべきです。
単純に売れば儲かる、右肩上がりであれば話は別
ですが、そんな時代はもう来ないでしょう。
10個打って1個当たればよいという考えでは、通用
しません。
実際、そんなに当たっていません。
しっかりとマーケティングにもとづいて企画しないと
本当は売れないのです。
発明家もよく言いますが街に出ろとか人の話を聞け
とか、でもこれって実はマーケティングですよね。
つまり、しっかりと市場調査しているから本当の問題
が分かり、解決することで凄い成果になるのです。
研究所は技術だけでなく、マーケティングの最先端
でなければいきません。
iPadはタブレット端末市場に目をつけ、ライフスタイル
の変化にも注視して売れる商品に仕上げました。
革新的な技術なんてありません。
でも市場で欲しいと言われれば、売れるのです。
経営者がしっかりと、企画主体のモノ作りをし研究所
を動かすトップダウン方式でないといけないでしょう。
経営者の腕の見せ所ではありますが、それが経営と
思っています。
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